小さな幸せを感じよう!・・・ある一日 2015.8.22
もうギブスがとれると気分もハイになって出かけた整形外科の受診日でしたが、まだギブスのまま返されてしまいました。最初から5週間はかかるといわれていたので予定通りですが、24日から職場復帰の身としてはこの姿で行きたくなかったな~と思ってしまいました。
落ち込んでいたら「先生があと少しだよ!」と励ましてくれました。
そう、来週早々にはリハビリしながら段々に元に戻れるようになるんですから、安心です。
サルスベリの花
少し閉じたカラスウリの花
石神井公園駅前に残された大きなイチョウの木にご挨拶。夕方から早朝にかけてこの中に体を休めるものすごい数のスズメが集まります。恵みの木です。
そのまま、池袋まで用事をするため電車に乗りました。久しぶりにやってきた赤い車両。これは幸せの電車です。もうすぐだねと祝福してくれたのかな(勝手な解釈…笑)
最近見たテレビの中から・・・
91歳になられる影絵作家の藤城清治さんの創作活動はますます力が入っていますね。福島の原発事故の時も危険区域に入り込んで何回も写生をしていました。尊い命が失われたことに対して鎮魂の願いや未来に伝えないといけない想いが行かせたんでしょうね。
この画面は千葉県の九十九里浜の写生です。こんなところにまだ戦争の爪痕が残っているのですね。画家が若き特攻隊員の頃につくらされた防空壕ということです。
深い反省を込めて語っていました。戦争があれば何もなくなるが、今は青々とした田んぼや畑が見られるのが自然な平和な時なんだと・・・
今はアトリエで制作されているのでしょうか・・・お体に気をつけて。
別の番組で見たのは、北海道の中標津町のある酪農家が作ったただ歩くだけの一本の長い道のドキュメンタリーです。
かなりきつい長い道です。
職場で悩みを抱えていたり、生きる方向を見失った若者などが、この夏歩いてきたようです。酪農家の方がそんな道の笹や倒木をきれいにしてあげて少しでも歩きやすいようにしています。ずっと続ける作業は見えない相手の気持ちを考えながらの無言の作業です。
彼はただ歩くだけでいい。歩き始めたときは、いろいろな悩みを考えながらスタートしていても、そのうち山の空気に触れたり、摩周湖のご褒美が待っていたりと汗を拭きながら黙々と歩いていてゴールに着くころには抱えていた悩みにちゃんと向き合っている自分がいたり、前に向かって進もうという力がみなぎってくるという。
そんなエールを送りたい気持ちがこの道を作り上げたのです。
私も行ってみたくなりました。
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