5月の大型連休は実家で過ごそうと帰りました。母と妹の二人暮らしです。妹は孫が6人もいますが、別々に暮らしているので、おばあちゃんはあまりやっていません。仕事をしているので結構忙しい身体ですが、連休は一緒に過ごせそうです。母は少し動きも頭ものんびりになってきたかな...。できるだけ一緒に行動しようと思っていますが、初日は国営ひたち海浜公園のネモフィラを見るために遠出するので留守番をしてもらいました。
妹と二人で出かけたのが11時過ぎでした。鹿嶋市のはずれの鉾田にある「ギャラリー月」というお店に入ろうかと寄り道をすることにしました。
ところがとてものんびりしていて、お料理はなかなか出てきません。2時間ぐらい待ったころに注文のランチが出てきました。もうひたち海浜公園には行けないねとゆっくりしたお店に付き合うことにしました。「海に遊びに行かれる人もいらっしゃいますよ」と、店主が囁く。まさか2時間も待たされるとは思わないので、いない時にお料理が運ばれたらと心配して待っていました。お茶はセルフサービスでご自由にどうぞ!と...。待っている間、ご主人手作りの素敵な陶芸品でコーヒーやら紅茶を何杯もいただいてしまいました。
日頃、急いでばかりいるので最初は戸惑ったけど、もう日立には行けないなとあきらめた頃は気持ちもゆっくりになりました。目の前に広がる鹿島灘は大海原の太平洋というのも故郷に帰ってきたなという気分になりました。でも長い時間、座っていると海風は容赦なく吹いてきます。寒いのでひざ掛けをお借りして待ちました。
それにして2時間も待たせるお店はないでしょう!イライラせず、お料理を待っていられたのはぬくもりを感じる食器のせいかもしれません。やっと出てきたランチをゆっくり味わいました。店主の慣れないしぐさも好感を持てる。遅くなったお詫びにマグロのお刺身やデザートまでサービスしていただく。とても美味しくいただきました。大満足でした。
その後、近くの涸沼に行ってみようと、妹が車を走らせてくれましたが、途中の小高い大地にワラビがありそうだと、車を止めてワラビ採りに行ってしまいました。しばらくすると抱えきれないほどのワラビを手に戻ってきました。
一緒に採ろうよと妹に誘われ、やってみました。柔らかいところなら簡単に手で折れるので、収穫に励みました(笑)その結果、採ってきたワラビはこんなにたくさんありました。
ワラビを沢山採れて、大満足!暗くなる前に涸沼に行こう!
余談ですが・・・採ってきたワラビの処理法はインターネットで調べながら...
1・・・きれいに洗います。
2・・・熱湯の中に重曹を小さじ2杯入れ、
その中にワラビを入れて一昼夜放置。
3・・・翌朝、水洗いして、食べる分は冷蔵庫に保存し、
残りは一口大に切った形で冷凍保存しました。
早速、朝食にワラビの煮つけを作ってみました。調理する前は少しえぐみを感じましたが、調味料のおかげか、えぐみはすっかり姿を消してくれました。大成功のワラビ採りでした。
自然の山菜を採ろうという気になったのも原発事故で放射能もなくなったという安心感からです。あのような事故が起これば、生活は一転してしまいます。二度と起きないような生活環境になってほしいですね。
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